レベルをあげる

電気とガスの自由化制度。使わにゃ損ソン!

光熱費が高い。

ドラ家は節約レベルが上がった!

光熱費は安い方がいい!

ムスコー
ムスコー
ゲームで疲れた体をゆっくりとお風呂で癒す。これってサイコー!

ツマ―
ツマ―
毎日夜遅くまで起きてるし、お風呂も長すぎでしょ!

子どもが大きくなるにつれて、電気やガスの使用量が確実にあがっている我が家。

光熱費はなるべくあげたくないんだけど、家族の行動や、暑い寒いの気候ってコントロールできないですよね。それに、 電気やガスを小まめにon/offするのは継続が力とわかってはいるけど、ストレスでもある…。

そんなストレスフルな節約に余裕が出る「使わにゃ損!」な制度なのが、電気とガスの自由化です。

今回はその自由化を利用することの効果について、我が家の実際の光熱費からレポートしたいと思います。

電気・ガス小売全面自由化とは?
特定の会社がそれぞれの地域で独占供給してきた電気・都市ガスを、新規会社も自由に販売が出来るようにすること。安定供給や消費者の選択肢増大、エネルギー事業における企業の有効な競争と活動促進などが目的。電気は2016年4月~、ガスは2017年4月より改正となった。

ドラ家の自由化について

関西在住のドラ家。

電気といえば、関西電力。ガスといえば大阪ガス。関西ではこの2社が定番のエネルギーインフラ会社になります。

我が家も、この2社と契約をしていましたが、ガス小売全面自由化で、関西電力がガスの販売を始めたことをきっかけに、電気とガスを関西電力でまとめることにしました。

関電ガスは、大阪ガスよりも単価が安く、電気とセットにすることでさらに3%割引されるため、ガス代を節約することが出来ると思ったからです。

関電ガスに変えて節約になったガス代

まず、大阪ガスを使い続け、関電ガスに切り替えていなかったら、料金はどれくらい違った?を比較してみたいと思います。

実際のドラ家の2019年ガス使用量を使ってシミュレーションしてみました。

大阪ガスは2020年3月の一般価格を使用して計算しています

おおよそですが、ガス代だけで5000円/年以上の節約になっていることがわかりました!

電気とガスを一元化することで電気も割引に!

さらに、関西電力では、関電ガスを使用している人に限り、電気もセットで割引になる「なっとくでんき」なるものが申し込みによって適用されます。

年間お得になる金額は公式HPによると以下のとおり。

月間使用量 金額 年間お得になる金額
200kWh(少なめ) 5,100円/月程度 約1,700円
260kWh(平均) 6,800円/月程度 約2,900円
370kWh(多め) 10,200円/月程度 約4,900円

2018年4月から開始になっていたようなのですが、2017年から利用しているドラ家は申し込み漏れていました(悲しい!)。

ツマ―
ツマ―
申し込むだけだったのに、ちゃんとお知らせ読んでなかったよー

(なのでひとまずすぐに申し込みました!)

我が家の2019年の電気月間使用量の平均は340kWhだったので、もしちゃんと申し込んでいたら、電気は4,000円/年程度の金額が節約になっていたと思われます!

長いスパンで見るとさらに効果を実感

2019年のドラ家の使用量で計算すると、電気+ガス代で年間約1万円の節約になる計算です。

これをもっと長いスパン、例えば10年間で考えると、1万円×10年間=10万円の節約に!

ただ契約会社を変更するだけなのに、これはお得ですよね。

ムスッメ
ムスッメ
私が長風呂にするようになっても安心ね

電力・ガス会社を選ぶポイント

私は関西電力にガスを寄せましたが、我が家の場合は、そのほうがお得になったからです 。

例えば、床暖房を使う家庭は、大阪ガスの床暖プランのほうが関電ガスよりもお得なため、使用量によっては切り替えをするメリットがない場合があります。

また、関西電力・大阪ガス以外の会社でも、魅力的な価格・プランが増えてきていて、電気・ガスをそれぞれ違う会社で組み合わせれば、もっと節約できる可能性も!

つまり、世帯の構成や生活様式に合ったプランや会社を選ぶことが大切なんです。

まずはいくつかの会社のプランをシミュレーションしてみるのはいかがでしょうか。

切り替えに最適なタイミングは?

では、自由化の切り替えにベストのタイミングはあるでしょうか?

思い立ったが吉日!

まず、ドラ家の光熱費グラフをご覧ください。関電ガスへ切り替えたのは、2017年5月からです(ガスのみ割引)。

注目していただきたいのは、電気+ガスを合わせた光熱費の計です。

2014年・2015年と光熱費が高く、2016年でいったん下がり、 2017年からは割引があるにも関わらず、徐々に増加しています。

これは、我が家のライフステージの変化が原因だと思われます。

光熱費変動に影響したドラ家のライフステージ変化

ライフステージ変化 捕捉
2014 ムッスメ誕生 消費税8%に
2015 ツマー育休中 在宅時間多い 11月給湯器交換
2016 ツマー仕事復帰 在宅時間大幅減  
2017 ムスコ―一人部屋デビュー 5月関電ガスに切替え
2018 ムスコー放課後学級なくなり在宅時間増  
2019 ムスコー絶賛夜更かし&長風呂中 10月消費税10%に

こういった家族人員の変動やライフステージの変化、家電の劣化や買い替えなどはどの家庭でもあることですよね。

ライフスタイルの変化に合わせて、電気・ガスの使用量も変わるので、言い換えれば「常に」が見直しのタイミングともいえるでしょう。

特に、現役世代の共働き世帯は、我が家のように光熱費は年々あがる傾向だと思います。少しでもお得にするためには、思い立ったが吉日!1日でも早いアクションが有効です。

契約プランのしばりに注意

各会社、または契約プランによっては、解約金が発生する場合があります。

申し込み時はそれも考慮に入れて、解約時は適正な時期かに注意する必要があります。

私が利用している関西電力・関電ガスではそのしばりがないので、契約を替えたくなったときに気にしなくて良いので楽ちんです。

まとめ

今回の記事のポイントはこちら!

  • 電気とガスは、ただ契約会社を変えるだけで大幅な節約が出来る可能性あり
  • 世帯人数やライフスタイルで、最適な会社・プランは異なる
  • ライフステージの変化に応じた見直しが必要

私は面倒くさがりなので、契約変更とかそういうのが大の苦手!

電気・ガス会社の変更もそういう面の煩わしさがありますが、あとは苦労なしで節約が叶うというメリットの方が断然大きいです。

電気・ガス会社をなんとなく契約したままにしている方は、ぜひ一度、自分のご家庭にあった会社・プランへの見直しを検討してみてください。

私も、この記事を書いたことで、新たな電力会社候補が見つかったので、さらなる節約を目指して見直しを検討していこうと考えています。

そちらもまたご報告できたらと思います!